文章を書くのが好きだから…

文字の本を作って実感が出てきたので、また文字の本を作りたい。前から書きたいテーマがあって、「人間はたくさんいすぎる」ということだ。

人間は「やらなきゃいけないこと」が他の動物より少ない。実際、火を使うようになってから大きくなった脳体積は、ほとんどボーナスポイントと言っていい。他の動物が爪とか牙でやってる部分を、僕らはハッキングでズルしてる。輪ゴムも作った。イケアの青いプラスチックバッグも凶悪な編み方をしてる。キシリトールのガムを噛んでいる。ド・ゴールという名の付いた空港を作った。ETのゲームを作って全部埋めた。ありとあらゆる余計なことをやってる。

脳体積のマージンが大きいことすなわち、人間Aと人間Bの違いがおそろしくあるということで、ほとんど他の動物だ。他の動物とは、うまく共存できれば上出来で、それ以上仲良くする必要はない。そこを仮の起点として、どういう知的生活のあり方が導けるかということを清書したい。

暇でショーペンハウアーとかベルクソンを読み直してるが、こいつらははっきり言ってバカに厳しい。だから結局こいつらの本は年々売れなくなってるんだ。知的生活をしてるやつが増えたほうがいいのに、こいつらの時代はこれだから駄目だ。しょせんこいつらは金持ちの息子だ。



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