広告の結果

twitter広告をやった話を先日書いたが、その結果はとても良かった。「宣伝で表示されてきたけど良さそうだったから見たら面白かった」「出会えてよかった」とみたいなリアクションがちらほらあって、まさに目的(あからさまな広告っぽいプロモツイート群の中で目立つ非商業的なツイートを出して効果を上げる)のド真ん中だったのでうれしかった。

スタンレー・ミルグラムの「6次の隔たり」じゃないけど、自分発信の情報(1次)には限界がある。同じ日本人でも自分の情報がちょうど届かない文化圏や死角があって、そこに持っていく広告は「行商」にかなり近い結果になる。

組み立ても行商として考えればうまくいきやすいんじゃないかと思う。つまり、持って行って売れそうなものを、売れそうな場所に持っていく。行商だと、移動費や滞在費、場所代なんかを考えても赤字にならないように、できれば次の活動費が賄える方向でやろうとする。それを広告でやるイメージだ。

だからやっぱり、ひたすら「そのもの」の質や品位を高めて、小さく短い紹介でも出会うべき人に届くように気を回していくのみだ。そういう気持ちを改めて持ち直せたのがうれしかった。

アプリや電子書籍ではないので、実際どれぐらいの冊数売上になったのかは分からないけど、最終的に1600円で1000クリックぐらいは発生した感じです。そのうち260人は最後まで見てくれたっぽいです。最後まで読んでくれた人には100円あげてもいいと思うので、大成功です。

なにより改めて思うのは、「広めるパワーを注ぐ価値を自分で感じられるぐらいのものを作らねばな…」って感じ。



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