生活

マイナンバーカードが必要な気がして、役所に行ったら要らなかった。なんか本当に知性が低いシステムで、これを天下りカード関連事業会社のためにやった「のではない」んだとしたら、そうとうキてるなって感じだ。芸術的とすら思える。

番号制や情報の連結については良し悪しあるけど、そういう以前に設計や運用に濃い虚無感が漂っていてすごい。相談しに行く時に、一応、「住基カード」も持っていったんだけど、これもかなりの税金をかけたのちに、やっぱりすごい設計になってる。

amazonプライムに「史上最悪の地球の歩き方」というのがあって、油断してたらコカインの密輸に付き合わされたとか、誘拐されたとか、そういう怖い体験談の再現映像みたいな感じなんだけど、だいたい薬物系は重犯罪でひどい刑務所に行くハメになる。

看守がきっちり管理してなくて、囚人同士で殺し合いとかあって自治してるような怖い感じだ。で、警察ももちろん腐ってて、賄賂がないとどうにもならない…とか。一応「この刑務所は2009年に閉鎖された」とか、その国の名誉のためにフォローが入ったりするんだけど、「2009年まであったのかよ!」って感じだ。

で、「そういう国」と「そうじゃない国」がスパッと別れてるんじゃなくて、当然「こういう部分はまだまだ腐ってる国」とか「全体がうっすら腐ってる国」とか、それぞれ少しずつ違う状況がある。それで色々見回して、今すぐ直らないのは分かってるだけに、せめて「腐ってるじゃんバカ!」ぐらいは言いたくなる。特に、あんまり腐ってなかったところが腐っていくのは失望感が大きい。

なんか、酒乱の親に、酒買って暴れると分かってて、お小遣いをあげてるみたいで悲しくなってくるし。



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